2025.05.23

その痛み、体幹が必要なのかも?

湘南 ヨガ

今日は、子供の通院で整形外科に行きました。
予約ができなかったので、午前中いっぱい整形外科にいたのですが、待合室には終始沢山の方がいらっしゃいました。
もちろん、皆さまいろんな理由があって通院されているわけで、周りからはわからないご事情や経緯があるわけですが、何かお役に立てることがあったらいいな…と感じてしまいました。

人様のお話はできないので、私の話をさせていただくと、実は年明けから3か月ほど、膝に痛みがありました。
人に話すほどではないのですが、階段の上り下りや膝を曲げる動きの際に、膝の外側に違和感と痛みが…。

最初は「足を組みすぎちゃったかな?すぐに治るだろうから、しばらく足を組まないように気を付けよう」と軽く考えていましたが、一向に痛みは引かず…徐々に後ろ向きな気持ちが。
「今は我慢できるけど、おばあちゃんになったら膝が痛くて歩けなくなるのかも…」「膝がちょっと痛いだけなのに、いつも通りに生活できなくて、ちょっと滅入るな…」と。

3か月ほど経って徐々に痛みが引いてきたところで、先日、erica先生のピラティスクラスを受けました。
クラスの中で股関節を回すワークがあったのですが、erica先生に「左膝が頑張りすぎ。左膝で動かしているから、もっと股関節で動かすように。」と指導いただき、ビクッとしました!笑

クラスの後、「実は、最近ちょっと左膝が痛くてですね…」と相談したところ、

とっても目が覚めるお話を伺いました。

マットピラティス

結論から言うと、「体幹を鍛えましょう!」ということです。

素人的&個人的には「膝を故障しているのだから、膝をどうこうしないようにする。」というお話が聞けるかな?と想像していたのですが、(※下記、私の場合)


膝が痛いのは、膝が内側に倒れているから。
膝が内側に倒れてしまうのは、股関節をキュッと固めていて、大腿骨を内側に動かしているから。
股関節を固めたまま足を内側に動かしてしまうのは、地面から受ける力を適切に体幹へ吸収できていないから。
結論、股関節で正しく足を動かすための体幹の筋肉が足りないから、膝に負担がかかっている状態。

ついでに教えてしまうと、椅子に座った時に足を組むのが楽なのも、床に座った時に膝を立てて座るのが楽なのも、身体を支える体幹の筋肉が足りないからなのです。よ♪


というお話でした!

耳が痛いーーーー!でも、とても有意義なアドバイスで、素直に、腑に落ちました!

あらゆる事象にはそれぞれ因果関係があって、何かが起こる際には必ずその原因があるんだな~、そして、良くも悪くも、過去の行動が現在の状況に影響を与えているということ。
日々の積み重ねによる原因を正しく理解して、正しく対処することが重要なんだな。と改めて感じました。

Pilates

「体幹を鍛える」というと、内臓の保護や姿勢の維持、バランス向上、お腹が引っ込む?スタイルUP?などのイメージでしたが、「全然もっと重要で、身近で、生きていくのに必要じゃないか!」と目が覚めました!(遅いですね…笑)

体の深層部にあるインナーマッスルは意識して鍛えることが必要で、自己流では中々難しいですが、もしかしたら、その痛みや不調は、体幹を鍛えることで改善するかもしれない。ですよ?

不調に悩んでいる方、不調にちょっと慣れてしまった方、「体幹を鍛える」という選択はいかがでしょうか?
少なくとも、体幹を鍛えてマイナスなことは、何にもないと思うのです♪

Author

sayoko
サヨコ

ヨガ&ピラティススタジオ、コミュニケーター。
個性的なインストラクターの皆さんと一緒に、ヨガとピラティスの魅力を発信するため奮闘中。話し始めたら止まらない、滑り倒しても止まらないマシンガントークが得意な、明るく人懐っこい性格が持ち味。横浜市出身。3児の母。好きなものは漫画と珈琲。

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自分の体はただ1つだけ。ということで、いくつになっても自分の思うように動ける体でいられたら幸せだと思います。更年期や加齢による体の変化を受け入れ、その時々の自分らしさを、皆さまと一緒に楽しんでいきたいです!